ミラドライ後 再発はするのか? CLINIC N東京銀座 ワキガ多汗症治療

最終更新: 2020年9月29日

ミラドライ後に再発(症状の再燃)をご心配される方がいらっしゃるようですのでそれについて記してみます。


ミラドライのふれこみとしてよく見かけるのが、効果が「半永久的」というものです。

ミラドライは厚労省(多汗症)やアメリカのFDA(多汗症、わきが、減毛)の承認を得ている治療ですが、承認を得るには、臨床試験のようなものをしてデータを出す必要があります。

今、新型コロナウイルスでいろいろな会社がワクチンを開発していると思いますが、商品化されて一般に出回る前に、きちんと効果があって、重篤な副作用がない、というのを確認するために全世界で治験が行われていますが、似たようなイメージです。

ミラドライも臨床試験をやって、データを提出して、承認をもらっています。

そのミラドライの臨床試験的なもので論文化されているものは施術後2年まで経過を追っています。それで、2年後までは脇汗が減るということや、においが軽減されている効果というのが見られています。

ミラドライの原理としては、汗腺を焼いて汗腺としての機能を失わせる、というものですから、焼いた後2年間効果が持続的に認められれば、通常はその効果はその後も続くと考えてよいだろうということで「半永久的」と言っているのだと思います。

ミラドライの効果ですが、おそらくどこのクリニックさんでも、これさえやれば汗は全く出なくなります、においも全くなくなります、みたいな説明しているところはないと思います。

ミラドライは汗やにおいを100%なくせる治療ではありません。「減る」というイメージです。

だいたいシングル照射でしたら50ー55%、ダブル照射でしたら70-75%程度減ると説明しているクリニックさんが多いのではないでしょうか?

(余談ですが、わきがの手術の剪除法でも、100%においがなくなります、という説明はしていないと思います。減るという説明だと思います。)


それで、100%でないという理由として、ミラドライ治療で個人的に一番大きいのではないかと思うのが「打ち漏れ」であり、

・1回1回の照射の範囲がオーバーラップせず隙間が生じた(これはそんなに精密に照射できないので仕方ない部分があります。こちらのブログもご参照下さい。)、

・マーキングがずれていた、

・小さい範囲のテンプレートを使用した(これは患者様側のご予算などのご都合でご理解された上でそれを選ばれる場合もありますが)

等々の理由かと個人的には考えています。


それ以外の理由としては、これも個人的なイメージに過ぎないですが、しぶとい汗腺などがあれば、焼いても生焼け状態で機能が復活する可能性があるのではないかということ(なのでダブル照射のほうが完全に焼けるのではないかと個人的に考えておりますが、神経障害のリスクはダブル照射のほうが高まります。)


エネルギーレベル5で照射すると皮膚表面から5mmの深さまで焼けますが、通常エクリン汗腺に比べアポクリン汗腺は深いところにあり、わきがの方でまれに5mmよりも深いところにアポクリン汗腺がある方ですと、においが残る可能性があります。

(ちなみに、メーカーさんは過去にミラドライでエネルギーレベル8という試作機を作ったことがあり、それを現在も使っていらっしゃるクリニックさんもあると思いますが、メーカーさん的にはエネルギーレベル5で十分である、という判断をされて一般製品化され全世界に供給されています。ただ、まれに深いところにアポクリン腺がある方がいる可能性はありえます。)

レベル8で深いところまで焼いたとしても、その1照射1照射の間に隙間があいてしまったら、そこは焼灼されていないわけで汗腺が残ると思いますし、難しいですね。また深いところまで焼けば神経障害のリスクは高まるのではないかと思います。


少し話がそれましたが…

それで、施術直後というのは皆様、全く汗が出なくなった、においが全くなくなった、とすごく喜ばれるのですが、これは、施術直後は脇全体が腫れているので、上記のような打ち漏れ等で残った汗腺がある場合でも、組織が腫れているので、

汗管(汗腺から皮膚または毛穴までの管)が潰されていて閉じていて汗が出ないせいだと言われています。

大雑把な腫れは術後3日程度でとれてくると思いますが、ミクロのレベルでの腫れというのはその後も持続していて、1か月~3か月位でとれてくると言われています。

そうすると、腫れのせいで閉じていた汗管が開いてくるので、残った汗腺からの汗やにおいがまた出るようになり、患者様としては「再発」したというか症状が戻ったように感じられるのだと考えられています。

というわけで、ミラドライの施術を受けられました場合は、だいたい術後3か月~6か月後ぐらいの状態が、その時の施術の効果と考えていただいたほうがいいと思います。(直後の状態がその施術の効果ではないということです。)

それで、術後3~6か月のときの状態で、シングル照射なら50-55%、ダブル照射なら70-75%減るイメージで考えていただいたほうがいいと思います。

注:今回述べていることは経験則に基づくものや、個人的な見解、または業界内で言われている仮説であり、科学的に組織診などで立証されたものではありませんのでご注意下さい。


打ち漏れに関しては、ダブル照射をすると、1回1回の照射範囲が重ならず隙間があいてしまう確率を減らすことができますので、打ち漏れの可能性を軽減できると考えております。当院もオプションとしてご用意しております。

お問合せ先

info@clinic-n.com


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治療回数通常1回 

自費診療239600~389600円税抜

副作用:治療部位の疼痛腫脹皮下出血・感覚の変化等


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