スソワキガ(スソガ)のミラドライ CLINIC N東京銀座 ワキガ多汗症治療

更新日:9月5日

※熱烈なご要望を複数いただきまして、期間限定(2021年9月~2022年1月)で施術を行います。


すそわきが(すそが)の治療は他のクリニックさんでもいろいろと行われており、ボトックス注射、ビューホット、HIFUを使ったもの、ミラドライ、外科的手術などがあります。


当院ではミラドライを使用いたします。

ミラドライは、最大1cmx3cmの長方形の形で焼灼していくので、例えば針を刺して針の周囲とか、HIFUのように超音波の焦点を合わせたものを利用して照射するものですと「点」で焼灼していくイメージになりますが、

ミラドライは長方形の「一帯」として治療できます。

ミラドライ 裾ワキガ 裾わきが スソ わきが クリニックN東京銀座新橋 ミラドライモニター 

ミラドライというのは、脇の治療器として厚労省やFDAの承認を得ていますが、スソガのためには承認を取っておりません。

肌に当てるチップ(写真参照)も脇用に作られているチップであり、陰部用に作られたものではありません。

よって、ミラドライで陰部の治療をされていらっしゃるクリニックさんは、各クリニックさんのご判断で試行錯誤されながらオリジナルのやり方でやっていらっしゃると思います。

治療のやり方全般に関しても、脇のときのように決まったメーカーのプロトコルがあるわけでもありません。以前のブログで述べたような臨床試験のようなものもやられていませんし、そのデータを集計した論文もありません。

ですので、スソガの治療に関しては、理論的に考えて脇のアポクリン汗腺が焼灼・破壊できるのであるから、陰部のアポクリン汗腺も焼灼・破壊できるはずなのでは?という「仮説」の下に行う形になり、その効果、副作用は未知数であるということをご理解いただける方をご対象とさせていただく形になってしまいます。

体型も個々人異なりますし、そこにミラドライの脇用チップをある意味無理やり当てていくことになりますので、ある意味試験的な性質を帯びてくることになります。

(例えば、今新型コロナウイルスで、今まで違う病気に使われていたお薬などが、新型コロナウイルスにも理論上は効くと思われる場合、添付文書には新型コロナウイルスに適応があるとは書いていないですが、実験的に使ってみて治療していると思いますが、それと似たような形になります。適用外使用(Off-label use)と言ったりします。)


陰部(VIO)の形態として、Vの部分は比較的フラットですので、そんなに照射は困難ではないのですが、Iの部分は、上の写真のチップを置いて吸引ができるかどうかということになります。チップの吸引がかかる部分は四角い形になっていて(上の写真でいうと、上側の白いゴムのような枠)、ここが四角い形全体としてうまく肌に密着していないと

吸引が上手くかからずエラーになって照射できません(脇の治療においても、比較的立体的な場所では時々エラーが出てやり直したりします)。

よって、Iの部分は体型などにも左右され、やってみてできるかどうかという形になります。また、チップが上手く当てることができても実際焼灼されるエリアは、この白の枠よりも小さく、1cmx3cm(最大)の大きさの長方形になりますので、チップの白枠内全てのエリアが焼灼されるわけではありません。

そのような中でも、当院ではVと、Iの中でチップが当てられる範囲で、なるべく有毛部をカバーするように照射いたします。


スソの場合、お求めの効果が出るかどうかの判断が難しかったりはします。というのは、元々気にされているスソのにおいというのが、アポクリン腺からの汗以外に、さらに膣からの分泌液、尿、皮脂、皮膚常在菌の要素が複雑に入り混じったものになり、それがさらに下着着用などで蒸れたりしたものになりますので、アポクリン腺からの汗を仮に軽減できたとしても、においがどの程度改善するかどうかというのは個人差も大きいです。

そもそも承認を得ている脇のミラドライにおいても、汗やにおいが50%(シングル照射)~70%強(ダブル照射)減るという治療です(前回のブログもご参照ください)。

副作用も未知のものが出てくる可能性があります。そもそも脇のように「既知の副作用」が論文などで発表されているわけでもないです。

ただ、脇で見られる副作用はスソでも起こると考えられます。

腫れに関しては、スソの場合、尿道や膣のそばでもありますし、排尿が困難になったり、生理などの際に支障を来す(経血や膣分泌液排出がやや困難になったり)可能性がありえ、それに伴い泌尿器系や婦人科系の感染のリスクも高まります。

治療した部位は脇以上に感染に気をつけていただく必要があり、清潔に保っていただく必要があります。

また、ダウンタイム中は、陰部をこすったり物理的な負荷をなるべくかけないように気を付ける必要があり、激しい運動や、性行為もしばらくの間控えていただく形になります。


施術前後の注意事項を厳守していただく必要があり、過去にワキガなどのアポクリン腺の治療を経験された方を対象にさせていただきたいと考えております。

例えば、脇のミラドライをされた方でしたら、ミラドライ施術の前後の注意事項(剃毛は4-6日前、施術後激しい運動は一週間後から、湯船に入るのは3日後から等々)も一度はやっていただいたと思いますし、術後の変化(腫れ、痛み、一過性の凸凹、一過性の表面の感覚鈍麻等)も1回ご経験されていると思いますので、どのような経過をたどるかご存知だと思います。

だいたい勝手をお分かりいただいていると思いますので、スソの施術後も動揺なさることも少ないと思います。

また、ミラドライの施術に対してポジティブな印象を持たれていることも重要です。


長文になりましたが、当院では、

①20歳以上の女性

②脇のミラドライなどアポクリン腺に対する機械的または外科的手術を受けられたことのある方(ボトックス治療は除きます)で、治療後少なくとも1か月以上問題なく経過され、効果にも満足されている方

③スソの治療は初めての方

④スソへのミラドライは適用外使用であり、試験的な意味合いを持ち、効果・副作用は未知数であることをご了承いただける方

⑤施術前後の注意事項を遵守していただける方

と限定させていただきます。

恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

(その他にも陰部周囲の病気がない方、生理中を除く、など細かい事項がございますので、お問合せください。)


費用ですが、脇とは違い、メーカーのプロトコルなどが存在するわけではなく、

臨機応変に個々人の体型等にも合わせながら、照射エリアをデザインしたり、機械の設定も適宜変えながら施術を行いますので、施術が脇より複雑になりややお高くなります。

スソシングル照射(V・I) 389,840円税込 (モニター扱い)

となります。

多少各照射エリアがオーバーラップする可能性はありますが、デリケートゾーンですので、

きっちり2回重ねていくいわゆるダブル照射の打ち方は致しません。

エネルギーレベルはなるべく5を使用いたしますが、皮下脂肪の少なさなどを考慮してご説明の上、レベルを下げる可能性があり得ます。


女性医師が施術(照射)します。男性医師に陰部を見られたくない、触られたくないという方でも受診していただけるかと存じます。

局所麻酔に関しては、クリーム麻酔をした後に、インジェクションプレートに極細針をつけて行います(こちらのブログもご覧ください)。

麻酔液は酸性ですので、中和して使用し、痛みを軽減します。


当院では、脇とすそは同時には行いません。1回で使える麻酔の量は体重ごとに決まっており、だいたい脇で使いますので、同時にやるのは困難ではないかと思います(かなり生理食塩水で薄めてボリュームを増やして使えば別ですが)。

すそわきがのミラドライについては、こちらのブログもご覧ください。


ミラドライ スソ(V・I)

389,840円税込 (モニター扱い)

自費診療 

治療回数:1回のみ

副作用:治療部位の浮腫、疼痛や圧痛、治療部位やその周囲の感覚の変化、

注射や吸引による皮下出血、出血、治療部位の一時的な隆起や硬化、麻酔液が浸潤することによる陰部周囲、下腹部、臀部、足などの腫脹

治療部位の腫れによる排尿困難、経血や膣分泌液排出困難、陰部の減毛

治療部位の硬化(すじ状の硬化も含む)、感染(治療部位のみならず、尿路系、膣を初めとする婦人科系の臓器の感染も含む)、

膿瘍・瘻孔、治療部位の小腫瘤、小結節、陰部の違和感(しびれなど)、

熱傷、陰部周囲・下腹部・臀部・足・泌尿器系・婦人科系臓器・肛門付近の消化管の神経障害、局所麻酔等使用薬剤へのアレルギーなど。合併症によっては外科的処置が必要になる場合がありえます。


ミラドライ自体は、脇の治療器で、脇の多汗症に対して厚労省の承認、脇の多汗症・わきが・減毛に対して米国FDAの承認を受けていますが、陰部に対しては未承認です。 機械自体は、脇の治療器として厚労省から承認を得た機械を正規製造販売元から購入したものを使用しますが、陰部に対しては未承認の医療機器となります。

まだ明らかになっていないリスクが存在する可能性があることをご了承ください。

同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。


18回の閲覧