発汗テスト~ヨードでんぷん反応~ CLINIC N東京銀座のミラドライブログ
更新日:2020年10月1日
当院のミラドライの施術では、「発汗部位テスト&照射範囲カスタマイズ」のオプションもご用意しております。
発汗テストというのは何種類かあるのですが、発汗している部位を調べるものとしてヨードでんぷん反応を利用したミノール法というのがあります。
当院ではこの方法を使用しております。
ではヨードでんぷん反応というのはどういうものでしょうか?
最近話題になっているイソジンでもいいのですが、ヨード液というのはそれ単体では黄褐色をしています。
そこにでんぷんが混じる場合、でんぷんの成分であるアミロースというものがらせん構造になっており、
その中にヨードの分子が入りこんでいくと全体として青黒く色が変化するというものです。
つまりヨードとでんぷんが混じると青黒くなるということです。
では、簡易的にやってみます。
腕を使っていますが、腕に2か所ヨード液を塗って乾かします。(乾かすのがポイントです。)

両方とも黄色っぽい色です。
そこにでんぷん粉を刷毛などを使いながらふりかけます。
ふりかけただけでは色は変化しません。

下のほうだけ水を霧吹きで吹きかけてみました。上は何もしていません。
そうすると水を吹きかけたほうだけが青黒くなりました。

水で濡れたことによって、乾いたヨードが液体になり、でんぷん粉とよく混ざって反応して青黒くなりました。
これがヨードでんぷん反応です。
これを脇で実施します。汗が出てくるところが青黒く変化するはずです。
脇の中でどこから汗が出やすいのか、部位をなるべく特定しようとする試みです。
当院の発汗テスト&照射範囲カスタマイズオプションでは、
発汗部位テストで得られた結果を使って、さらにそれをなるべくカバーする形で照射範囲をカスタマイズ致します。
理想的には、辺縁から1cm程度マージンを取って照射範囲を決めるのが理想です。
(わき毛の有毛部から照射範囲を判断する場合でも、1㎝マージンを取るのが理想的ではあります。)
当院開院当初は当オプションが割引になるモニターも募集予定です。詳しくはお問合せください。
当オプションについては、こちらのページもご参考にされてください。
ご注意: 発汗部位テスト時に上手く汗がかけない等のことがありましたら、わき毛の有毛部をターゲットにしたマーキングになります(その場合でも本オプションご利用の場合、十分マージンを取ったテンプレートを選びます)。
発汗部位テストの結果、当院標準サイズテンプレ―ト(60x120)と同じサイズに落ち着く場合もあり得ます(その場合でも発汗部位を中心にマーキングする形になり、発汗部位を見ないでマーキングするより的確なマーキングになると考えております)。
かなりまれにはなりますが、最大サイズのテンプレートを超える場合は最大サイズのテンプレートを使用しての照射になります。
上記のような場合でも、当オプション自体のメリットはあると考えており、また発汗部位テストなどに時間・手間・材料費等かかっておりますし、
照射範囲カスタマイズで広範囲の照射になった場合、照射回数や照射時間も増えて参りますので、返金は致しかねます。
予めご了承ください。
お問合せ先
info@clinic-n.com
ミラドライ
マイクロ波で脇の汗腺を焼灼 治療回数通常1回
自費診療239600~389600円税抜
副作用:治療部位の疼痛腫脹皮下出血・感覚の変化等
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