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アップデートされたメーカー推奨方法でのミラドライ施術 CLINIC N東京銀座

当院では、アップデートされたメーカーさん推奨の施術法に従ってミラドライの施術を行っております。


3つの観点からお話しますと・・・

①マーキングは麻酔の後

以前は転写シートを用いたマーキングを局所麻酔の前に行う方法が取られていました。

しかし、現在メーカーさんはマーキングは局所麻酔の後にやるようにと言っています。

その理由としては、マーキングの後に局所麻酔を行うとマーキングの線が伸びたり、線と線の間が広がったりしていびつになったりする可能性があるからです。

ミラドライ 改良された施術法で施行 クリニックN 東京銀座新橋品川 わきが多汗症スソガ治療

先にマーキングをすると、片脇にトータル100ml以上の液体が所々に注入されるわけですから、所々皮膚が盛り上がったりストレッチしたりして既に施したマーキングが変形してしまう可能性がありえます。

例えば、しぼんだ風船に絵を書いて、後から風船に空気を入れて膨らませたら、風船に書かれた絵はストレッチされて間延びしたり変形したりすると思いますがそれと同じようなイメージです。

その変形したマーキングの線や点に従って照射していくとなると、照射場所がずれたり、各照射の間に隙間が空いて打ち漏れの場所が生じたりしかねないということです。

当院ではアップデートされたやり方である、局所麻酔→転写シートを用いたマーキング の順に施術を行っております。



②ガーゼは滅菌ガーゼ

ミラドライは「切らない」施術ですので、手術室のような完全無菌下の状態でやる施術ではありません。

しかし、メーカーさんが蓄積された数多くの症例から、

脇の感染予防のため、ガーゼは滅菌されたものを使用することにしましょう、とアップデートされております。

当院では滅菌ガーゼを使用しております。

③麻酔はツーメセント混合液をインジェクションプレートを使用して注入

現在メーカーさんは、

1.長いカテラン針(またはマイクロカニューレ)を用いたファニング法(4か所刺して、その針穴を利用して長い針を扇状(放射状)に角度を変えながら刺していって麻酔していく方法)か、

2.インジェクションプレートを用いた麻酔方法(→詳細はこちらのブログもご覧下さい)

のいずれかを推奨しています。

ミラドライが出た当初は、薄めていない麻酔液を細かくたくさん打っていくという方法だったらしいですが、その方法ですと神経障害が起こりやすいということで、

現在はツーメセント混合液(麻酔+麻酔の約5倍量の生理食塩水+エピネフリン+炭酸水素ナトリウムを混ぜたもの)、

つまり麻酔を薄めて作った液をたくさん注入して神経障害を減らしましょうということになっています。

注入方法としては、上のファニング法とインジェクションプレートを用いた方法がありますが、

インジェクションプレートを用いた方法のほうが後から出てきたもので、

現在本場米国では半分以上がこの方法だそうです。

カテラン針ですと6cmぐらいの長い針ですので、どうしても操作性という意味ではとても良いとはいえないと思います。

6cmの長さの針を皮膚の中に押し進めていく中で皮膚からの深さ3-4mmのところをキープしなければいけません。

見た目も長い針で患者様からしてもやや怖いのではないかと思います。

インジェクションプレートを利用すれば針がもうすでに4mmですので、スタンプのようにおしていくだけで4mmの深さに均一に刺さります。

(ちなみに当院ではスソもインジェクションプレート使用ですが、スソのIの部分などは特に長さ6cmの針で刺していって皮膚表面から3-4mmの深さにずっと保つというのはなかなか簡単ではないと思います。)

インジェクションプレートは極細針をつけて用いるもので、針自体も細いです。


以上のように、当院はメーカーさん推奨の、改良されたミラドライの施術方法を行っております。

是非ご体験ください。

また、今後も随時メーカーさんと情報交換しながら常に知見も施術法もアップデートしていきたいと考えております。

お問合せ先

info@clinic-n.com

HP: https://www.clinic-n.com/


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