剪除法とミラドライはどちらがいいのか? CLINIC N東京銀座のミラドライ

ミラドライは切らない多汗症・わきが治療としてダウンタイムも軽くて済み、人気ですが、剪除法とミラドライとではどちらがよいのでしょうか?

ネット上では「結局確実なのは剪除法」的な書き込みも(一般の方による書き込みが多いですが)ありますが、どうなのでしょうか?


結論といたしましては、どんな剪除法なのか、どんなミラドライなのかにもよる、ということになるかと思います。

どちらの方法でも、照射範囲が狭かったり、取り残しまたは打ち漏れが多ければ、効果は限定的になってしまいます。よって、一概にどちらのほうがいいとは言えないと思います。


当院のミラドライ治療では、打ち漏れをなるべく少なくするために、広範囲にダブル照射をするメニューを行っております。


当院の実際の施術の一例をご紹介いたします。(※写真・文章転載禁止)

3年以上前に剪除法を行ったモニター様になります。剪除法の手術直後からにおいや汗が残っていたとのことでした。


写真上から、

①術前

②発汗テスト後

③発汗テストの結果かつ有毛部から最低限照射に入れる場所を囲ったもの(ここだけではなく、この周りもある程度マージンを取って焼灼されます。)

④麻酔をして、転写シートでマーキングしたもの

⑤術後

です。


では、見ていきましょう。

右脇

①術前の状態ですが、腋毛有毛部の真ん中の部分だけが毛が少なくなっていて、周りの毛は残っています。

②発汗テストを行いました。汗が出たところは黒っぽく色が変化します。この方の場合、うっすら汗をかく程度でしたので色が薄めですが、やはり真ん中の毛がなくなっている部分は黒くなっていませんので汗をかいておらず、そのすぐ周囲は黒くなっていて、汗腺があまり取り除けていないのではないかという疑いがあります。もちろんアポクリン汗腺はある程度の取り除けているけれども、毛やエクリン汗腺だけが残っているという可能性もあり得はしますが、毛や汗がない部分と、毛や汗がある部分の境界がはっきりしている印象はあります。

③発汗テストと、有毛部を参考に、最低限照射に入れたい場所を囲います。

④麻酔をします。③の麻酔前と比較して脇の皮膚が盛り上がって、脇の形がかなり違うように見えるのがお分かりかと思います。ですので、当院のブログなどでは何度も申しておりますが、先に麻酔をして、盛り上がって変形した皮膚に転写シートでマーキングの順番が正しい順番です。

ひと昔前のやり方である、先にマーキングしてから麻酔をする手順ですと、マーキングの線が皮膚の盛り上がりと共に変形して間延びし、その変形したマークに合わせて照射していくと打ち漏れの原因になります。

当院では、最近のメーカー推奨の手順どおりに、麻酔で盛り上がった皮膚に転写シートでマーキングします。

手側は神経が浅く走ってるので、手のほうにはそんなには大き目には照射できません。

手側の横幅が一番広いところは、照射範囲に入るかやや心配なので(実際照射されるのは楕円の形より一回り小さいため。ブログご参照ください。)、この方の場合はご了承の上、1パス目と2パス目をやや横にずらしました。

胴体側は、長さが80x140テンプレートの15列だと足りないので、おまけですが、追加照射していきます。(※状況や時間により、追加できない場合や、追加数が限られる場合があります。必ずおまけ照射することを保証するものではありません。どの位行うかは医師の判断になります。)

⑤術後、ミラドライのチップの白い吸引枠の跡の四角っぽい内出血斑が薄っすらついていますので、だいたいチップを当てたところがお分かりかと思います(内出血斑の付き方はかなり個人差が大きく、全くつかない人から、一面強く赤紫になる人まで様々です。吸引に対する反応であり、照射の効果とは全く関係ありません)。内出血斑は手側は付きづらく、背側真ん中あたりは付きやすいですが、手側もきちんと打っております。

内出血斑はチップの枠の跡なので、実際照射がされている場所は、もう一回り内側になります。(こちらのブログもご参照ください。)

最初の毛が少なくなっていた真ん中の部分と比較すると、かなり広範囲に照射していることがお分かりかと存じます。


左脇

①右側同様に左側も真ん中の部分が毛が少なくなっています。

②発汗テストは、色が薄めですが、やはり真ん中の毛がなくなっている部分のすぐ周りに黒く反応しています。もちろん真ん中が毛が減りやすいというのはあるかと思いますが、割と境界がはっきりしている印象があります。

③発汗テストの結果と、有毛部から、最低限照射に入れたい部分を囲います。(この周囲もある程度マージンを取って照射されます。)

④麻酔をしてから、転写シートでマーキングをしていきます。こちらも、③の麻酔前と比べ、麻酔でかなり脇の形が変わっているのがお分かりいただけるかと存じます。脇の凹みが消失しています。

胴体側の赤で囲った範囲は照射される場所からはみ出ているので、こちらもおまけ照射します。(※状況や時間の制約などで、おまけできない場合もありえます。どの位行うかは医師の判断になります。)

⑤術後。真ん中の毛がない部分に比べるとかなり広範囲に照射しているのがお分かりかと存じます。(手側は吸引の内出血斑が付きづらいですが、手側も照射しております。)


剪除法は、重度の腋臭症の方には、保険適用がされ、比較的安価で施術を受けられるというメリットがあります。ただ、狭い範囲のみの治療になると、においや汗が残ってしまい、結局再度の治療が必要になる可能性があります。

ミラドライにしても同様で、狭い範囲のミラドライですと、周りの汗腺が残り、においや汗が残ることが起こり得ます。(その他にも効果が100%ではない理由としては、1つ1つの照射の間の打ち漏れの可能性や照射深さの限界などがありえますが。)


例えば、60X100テンプレートですと、片脇シングルで20照射程度ですが、今回の症例では80x140テンプレートでダブル照射し、さらにおまけ照射で、例えば右脇は合計85照射しておりますので、4倍以上の照射をしております。

(※照射数は80x140テンプレートのダブル照射で78照射が基準です。おまけをするかどうかは医師の判断になります。またもう少し小さいテンプレートの場合は照射数はもう少し少なくなります。)


剪除法、ミラドライ、どちらの施術法を選ぶにしても、汗腺を十分焼灼できるように、十分な範囲をカバーできるかどうかをご確認されることをお勧めいたします。

剪除法にもいろいろな剪除法、ミラドライにもいろいろなミラドライがあると思いますので、すべて一括りにするようなことはできません。ご自身のお受けになられる施術がどのようなものなのかを詳しくお知りになられることをお勧めいたします。


(ご注意:剪除法後の全ての方にミラドライができるとは限らず、施術をお断りする場合があり得ます。剪除法後の方はまずカウンセリングのみでいらしていただいております。)


※文章・画像の転載禁止


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ミラドライ

切らないわきが・多汗症治療

マイクロ波で汗腺を焼灼 

治療回数通常1回  自費診療 385,000円~428,560円税込

副作用:治療部位の疼痛腫脹皮下出血・感覚の変化等


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