ミラドライ専門のCLINIC N(クリニックN)東京銀座から、ミラドライ診療に関する院長ブログ第16号です。
今回はインジェクションプレートを使ったミラドライの麻酔方法をご紹介します!
アメリカでは最近はミラドライ施術の半数以上がインジェクションプレート使用による麻酔だそうそうです。
インジェクションプレートには5か所に針をつけるところがあります。(注:ブログ執筆時。現在は在庫状況にもよりますが主に7か所のものを使用しています。)
ここに今回は30G(ゲージ)の針を5本つけました。(ブログ執筆時。現在は7本のことが多いです。)
針はゲージの数値が大きくなるほど細いものになります。
個人的に過去には23Gの注射針(普通の腕からの採血で使う針の中で細めな程度)などを使用していましたが、30Gは23Gの約半分の太さになり、全然細いです。
キャップがついているので、針が長く見えますが、針の長さは黒矢印のあたりまでで、4mmです。
一遍に5か所刺して、均等に約4mmの深さに刺さるようになっています。
ミラドライの麻酔は皮膚表面から3-4㎜の深さにするのが望ましいと言われていますので、このインジェクションプレートを使用すれば、正に望ましい深さに麻酔することができます。
このプレートを照射範囲の大きさにもよりますが、片脇12回程度刺す形になります。
ミラドライの麻酔のやり方でもう1つの方法が、ファニング法といって、6㎝の長さのカテラン針を使用し、扇状に少しずつ角度を変えながら繰り返し針を抜き刺ししながら麻酔をする方法があります。
いろいろなクリニック様のYoutubeやインスタなどでご覧になられた方も多いかもしれませんが、見た目が結構怖いです。皮膚の中をグリグリ探るように長い針をズブズブ刺していきます。それをご覧になられて怖い!無理!という方は結構当院にいらっしゃったりされます。
脇自体が立体的ですので、そこに6㎝の針を刺していくとき、常に3-4mmの深さをキープするのは結構操作性が要求されます。当院採用のインジェクションプレートですと、立体的な形状の部分も直上から垂直に4㎜の針をスタンプ状に刺すだけですので、脇全面が理想的な4㎜位の深さに麻酔ができるという形になります。
「インジェクションプレート+30G針5本」は、普通の23G注射針1本使用の場合と比べ、仕入れ値で300倍ぐらい値段が違います。当院は「チップ・麻酔・薬代」として69800円税別をいただいておりますが(注:ブログ執筆時。現在は全て込みの料金設定です。)、良いものがあれば使用していこうと思いますし、もちろんミラドライのチップもお一人様お一つの使用で目の前で開封して使用させていただいております。
今回の麻酔方法は、普段痛みに弱い方でも大丈夫だったとの感想をいただいております。
是非体験していただけましたらと思います。
※ミラドライ術後の疼痛のための、長時間持続型局所麻酔エクスパレルについては
こちらのブログをご参照ください。
文責:院長・管理医師 小川直美
(無断転載はご勘弁ください。)
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GINZA SIXそば
ミラドライ 切らないわきが・多汗症治療 マイクロ波で汗腺を焼灼
治療回数通常1回 自費診療
副作用:治療部位の疼痛・腫脹・皮下出血・減毛、感覚の変化等
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